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totoとブックメーカーは還元率が違う

国全体でギャンブルが盛んに行われているイギリスでは、街中のあらゆる所にブックメーカーの看板が掲げられています。日本における宝くじと同様の感覚とも言われています。

加えて、スポーツ賭博も盛んです。日本ではスポーツ賭博というとサッカーのtotoをはじめ競馬や競艇、オートレースが該当します。

日本においてはあまり馴染み深いとは言い難いものの、イギリスではサラリーマンが仕事終わりにブックメーカーや賭博システムを用いて楽しむということが一般的です。

こうしたギャンブルに対する姿勢というのは、日本の感覚からみるととても特徴的であると感じるものの、異なるのは姿勢のみではありません。サッカーくじのtotoは還元率がおよそ50%しかありません。

ブックメーカー サッカー

当たりにくいとされる理由は、こうした還元率が関係しているのです。一方ブックメーカーはおよそ94%にもなります。インターネットで運営しているからこそこうした高い還元が行われ国民に親しまれているのです。

サッカーくじtoto、今までの歴史

本

totoの歴史は2001年から始まります。日本初のサッカーくじtotoは、最初の物珍しさから順調に売り上げを伸ばし、順風満帆に見えました。

しかし、当たりにくいことやサッカーの知識がないと当てられないこともあり、徐々に客足が遠のいていき、2006年度には2001年の5分の1にまで落ち込み、toto廃止論まで飛び出しました。

2007年度からはBIGを導入し、起死回生の大勝負に出た結果これが大成功し、売り上げが前年より数倍アップし、初年度の売り上げとほぼ同じになりました。

その後は右肩上がりが続き、2013年度にはついに売り上げが1000億円を突破し、スポーツ振興への助成事業費が1億円を割り込む年もあった中、BIG導入後は100億円200億円と確保する年が続いています。

海外サッカーにまで対象が広がり、冬場の売り上げが見込めるようになれば、この売上額は今後もさらに上昇していくことは間違いないと言えるでしょう。

ブックメーカーを理解してサッカーを楽しむ

サッカー

ブックメーカーは、サッカーや野球などのスポーツをはじめ経済や芸能情報、日常生活に関わりの深い出来事に至るまで様々な事柄を賭けとして利用しています。

イギリスが本場で、もともとは競馬の馬券を独自に販売していましたが次第にサッカーなどのスポーツに関する勝敗に関しても対象とするようになり、現在のようにあらゆる出来事を対象とするようになりました。

今日ではテニスやゴルフ、野球やバスケなど世界的な大会も対象になっており、日本においては大相撲も例外ではありません。

ブックメーカーの仕組みは、相対取引という方式が用いられています。ブックメーカーが独自にオッズを決めるという特徴があり、提示されたオッズは利用者の動向に左右されることはありません。

利用者と運営側で勝負をしている状況とも言えるでしょう。日本で行われている競馬は、利用者の売買によってオッズに変化が現れる仕組みなので人気のある馬は配当が低くなり、人気のない馬は配当が高くなります。